青森市で日本海峡フォーラム
update 2003/10/17 09:58
【青森】津軽海峡を挟む函館市と青森市、関門海峡を隔てて隣り合う下関市(山口県)と北九州市(福岡県)が一堂に会する「第15回日本海峡フォーラムinあおもり」(同実行委員会主催)が16日、青森公立大学で開かれた。「海峡文化の融合〜新たな文化創造へのチャレンジ」をテーマに、音楽会やパネルディスカッションを通じて、海峡に面した都市ならではの芸術・文化振興の方策を考えた。
同フォーラムは毎年、4都市持ち回りで開かれており、今年は青森市が主管。来年は函館市で開かれることが決まっている。今回は約500人が参加し、函館市からは井上博司市長、里見滋港湾空港部長ら市関係者のほか、市民交流団を含め97人が足を運んだ。
フォーラムの前半は、各都市の合唱団による「海峡市民音楽会」。函館からは「函館少年少女合唱団」が参加し、伸びやかな歌声で「函館賛歌」など4曲を披露し、大きな拍手を受けた。
続く「海峡都市会議」では、井上市長のほか、佐々木誠造青森市長、末吉興一北九州市長、平川敬一下関市助役の4氏がパネリストとなり、「新たな海峡文化の創造」をテーマに討論。この中で井上市長は、函館が輩出した文化関係者として石川啄木をはじめ、北島三郎やGLAYなどを挙げ、今後の文化振興について「市民生活を芸術・文化と一体化させ、意識を向上させていくことが重要」と述べた。
提供 - 函館新聞社
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