岩盤浴場オープン

update 2003/10/17 09:56

　美容や健康に効果があるとして人気上昇中の岩盤浴施設が１６日、函館に初めて登場した。オープンしたのは岩盤浴「石ぐら」（渡辺慎一社長）＝函館市花園町３０の２０＝で、初日から、新形式の入浴を満喫する客でにぎわった。

　一般に岩盤浴に使用する石は、天照石などの天然石やホワイトシリカ、ブラックシリカなどが主流。同店では上ノ国町で産出するというブラックシリカを使用、「５０度以下の低温で遠赤外線を放出させる。体の機能が活発化し、腰痛、肩こり、冷え性、慢性皮膚病、便秘など様々な病に効果がある」という。

　浴室は共用だが、仕切りのカーテンを引くことも可能で、脱衣所、休憩所は男女別。入浴時は専用の入浴着を着用し、岩盤の上で寝るだけ。「うつぶせ５分、あおむけ１０分、休憩５分の３セットが効果的」と同店。

　親子で訪れた石田ゑり子さん（５０）は、「これまでに行った岩盤浴とは汗の出が違う。腰痛持ちなのでじんわりとした温かさが気持ちいい」と満足そう。娘の弥生さん（２２）も「休憩所にも足の裏を温める岩盤があるのでうれしい」と話していた。

　営業時間は午前９時―翌日午前零時まで。料金は入浴着、バスタオル、汗拭きタオル、浄活水機能水が付いて１８５０円。しばらくの間はオープンキャンペーン価格として１人１１００円（税込）でサービスする。問い合わせはＴＥＬ５５・１１１４。

提供 - 函館新聞社

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