赤帽北海道が法的整理
update 2003/10/15 10:43
軽トラック運送の赤帽北海道函館支部(函館市石川町33、佐々木照美支部長)は14日午後6時から、同支部内で組合員に対する説明会を開き、組合員への給与にあたる委託料の支払いを止めることを伝えた。出席した複数の組合員によると、佐々木支部長から、本部の赤帽北海道(札幌)が法的整理に入ったことが報告された。
説明会には、同支部の組合員68人のうち、約30人が出席。佐々木支部長は「顧客からの問い合わせで初めて知った。寝耳に水の出来事」とし、これまでの委託料の支払いや今後の事業展開については「まったく分からない」と述べた。
出席者によると、赤帽の看板を今後も使用しても構わないことや支部単位での存続を模索していることなども伝えられたという。ある50代の組合員は「2月ごろから委託料未払いという人もいるので、“やはり”と思ったが、先行き不安だ」と肩を落としていた。
赤帽北海道は1976年設立。全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会(東京)の下部組織で、函館など道内34カ所に拠点を置いている。組合員数は687人(2002年3月末現在)。
提供 - 函館新聞社
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