函館信金あす移転オープン
update 2003/10/13 09:39
函館信用金庫(佐原正三理事長)は、2つに分かれていた本部(函館市豊川町7)と本店(同15)を大手町2のビルに集約し、14日に移転オープンする。集約による業務効率の向上を図りながら、移転を機に顧客増を図る考え。支店を含め、10月からキャンペーンを展開しており、激変する函館の金融業界で、シェア(占有率)拡大を目指す。
同信金によると、移転先は旧千代田生命函館ビルで、敷地面積が740平方メートル、建物は鉄筋コンクリート造り7階建て。延べ床面積は1960平方メートル。関連会社2社も入居する。本部・本店の跡地は「活用策を検討中」という。
移転は、本店が古い構造のため、利便性に欠けていたことに加え、本部が電算化や業務量の増大で、手狭になったため。2つの施設が1つになることで、光熱費などの施設経費が削減できる上、同一業務効率も向上するとみている。
同信金は「移転は200メートル程度なので、商圏はさほど変わらないが、大門寄りになるため、本店の利用客数は伸びる」とし、移転先周辺の営業を強化。キャンペーンでは1月末まで、マイカーローンを年金利1・875%で提供するほか、豪華客船旅行や全国の名産品が当たる懸賞付きの「ドキドキ定期預金」などを実施する。
同日午前8時55分からは、記念式典が開かれる予定。
提供 - 函館新聞社
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