地域安全運動スタート
update 2003/10/12 11:23
地域安全運動(20日まで)がスタートした11日、函館中央署では愛犬家を「わんわんパトロール隊」に任命する委嘱式とパレードが、函館西署ではJR函館駅前での街頭啓発をそれぞれ行い、「安心・安全なまちづくり」への協力を呼び掛けた。
函館中央署の「わんわん―」は、散歩時に地域をパトロールしてもらうことで、不審な人や車両を発見、通報してもらう。9月に釧路署でも同様の試みを行っており、道内で2例目。
午前11時から、長崎屋函館店前で行われた委嘱式で、管内から募った7頭と嘱託警察犬3頭の飼い主に対し、同署の賀川哲二署長が委嘱状、リードや首輪に付ける三角旗を交付。続いて、旗を付けた犬と飼い主たちが周辺をパレードし、関係団体など計50人で街頭啓発を行った。
函館西署の街頭啓発には同署や関係団体のほか、一日署長として、管内の小中学生から募った「地域安全標語」の最優秀賞者、北山遼太さん(五稜中3年)ら計35人が参加。
活動に先立ち「治安に不安を抱いている人も多く、楽観はできない。活動を通じ、自らの安全は自ら守るという意識を高めていただけたら」と山本忠輝署長があいさつ。自転車の盗難を防いでもらおうとワイヤーロックなど、計300組の啓発資材を配布し、道行く市民や観光客に同運動をPRした。(福士雅巳)
提供 - 函館新聞社
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