大妻高校創立80周年記念式典
update 2003/10/11 11:02
函館大妻高校創立80周年の記念式典・祝賀会が10日、函館市民会館で開かれた。在校生はじめ、卒業生や関係者など1000人以上が出席。これまで築き上げてきた伝統と歴史を振り返りながら、今後のさらなる発展を誓った。
同校は1923年に函館大妻技芸学校として創立。その後2度の校名変更を経て、51年に現在の校名となった。創設者で初代校長の外山ハツ氏が唱えた「良妻賢母の育成」を教育方針に、これまでに約2万1500人の卒業生を送り出している。
式では外山茂樹校長が、祖母でもあるハツ氏との思い出を語りながら「ハツ氏のやってきたことは現在も厳然としていき続けていることが感じられる。改めてハツ氏が育ててきた情熱を受け止め、教育への思いを発展・充実させていくために精いっぱい努力することを誓う」と話した。
来賓あいさつに続き、在校生を代表し生徒会長の梶谷有希さん(3年)が「80年を迎えたことをうれしく思っている。伝統をさらに大きくし次代に引き継ぐ責任の重さを感じている。一歩一歩努力していく」と述べた。
このほか協賛会から記念事業目録が寄贈されたほか、外山正理事長から法人役員に感謝状が手渡された。式前には貴重な映像などを盛り込んだ記念ビデオが約20分放映されたほか、式後にはファッションショーが繰り広げられ80周年に花を添えていた。(小豆畑 栄)
提供 - 函館新聞社
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