自民党道連、高橋はるみ氏擁立へ

update 2003/1/30 11:11

　道知事選をめぐり、自民党道連は２９日、札幌市内のホテルで拡大役員会を開き、国会議員らが出馬要請している前道経済産業局長の高橋はるみ氏（４９）＝現経済産業省経済研修所長＝の擁立方針を決定した。拡大役員会後には衆院小選挙区支部長・幹事長会議、支持団体代表らで構成する百人委員会を順次開催、高橋氏の擁立一本化を徹底した。

　高橋氏に対して近日中に、自民党道連として正式に出馬要請する。

　党道連は２３日の拡大役員会と２６日の道議会自民党議員総会で、国会議員と道議の亀裂を修復し結束して知事選対応することを確認。こうした環境整備を経て、２７日に東京で開かれた代議士会で「２９日の道連役員会で候補を選考する」との方針を了承した。

　道議の間では依然として不満がくすぶっているが、高橋氏以外に具体的な候補者名が挙がっていない状況から、最終的に高橋氏擁立でまとまることになった。

　知事選では、民主党北海道と連合北海道などが後志管内ニセコ町長の逢坂誠二氏（４３）に出馬要請し、共産党推薦で道教組委員長の若山俊六氏（６４）、十勝管内大樹町在住でマールティンルーター大学（ドイツ）農学部教授の都築利夫氏（７１）が出馬を表明している。

提供 - 函館新聞

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