電車サミット「シネマ&トーク」
update 2003/10/5 11:19
第6回全国路面電車サミットin函館大会(同実行委員会主催)は4日、映画評論家の川本三郎さんを迎え、「シネマとトーク」と題して映画上映と講演を行った。
午後1時半からシネマ大門で開かれ、約70人が参加した。上映したのは、函館を舞台にした「キッチン」。吉本ばななのベストセラー小説を森田芳光監督が映画化した作品で、函館の路面電車も随所に登場している。
上映後の講演で、川本さんは「汗くささや湿っぽさがないきれいな映画」と評価した上、「電車をうまく使っている。市電と映画のペースを実にうまくマッチさせた映画」などと語った。また、路面電車が登場する他の映画も解説。「映画や文学作品に描かれることで、日常とは別の魅力が出てくる」と話した。
イベントに先立ち、同日午前には函館市公民館で閉会セレモニーが開かれ、実行委は「路面電車を活用した街づくりのため、路線の延伸等を市民運動として進めます」など、5項目からなる「サミット宣言」を採択。来年10月に第7回サミットを開催する高知県土佐市があいさつした。また、第8回開催は、2006年長崎市に決まった。
サミット最終日の5日は、電車探検スタンプラリーとテレビゲーム大会が開かれる。
提供 - 函館新聞社
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