ビジネス誘致に手応え
update 2003/10/4 11:05
1日から姉妹都市のユジノサハリンスク市(ロシア)を訪問していた函館市の井上博司市長は3日午前、直行便で帰函した。現地ではサハリン沖石油開発プロジェクト関連企業やサハリン州政府などを訪問し、第3セクターの株式会社「函館国際貿易センター」の設立を報告。同市長は「大変意義のある訪問だった」と述べ、同プロジェクト関係のビジネス誘致に手応えを示した。
同市長のユジノ市訪問は市長就任後初めて。福島恭二市議会議長ら7人で訪問団を組織し、9月30日に函館を発ち、1日にユジノ市入りした。
現地では同プロジェクト1・2関係者のもとを訪れ、同センター設立による後方支援態勢の充実をアピールし、「今まで以上に(石油開発に関連する)仕事を発注してほしい」と要望。また同市のシドレンコ市長と懇談し、シドレンコ市長は「(ユジノ市が)プロジェクト関係者が宿泊できるホテルが少なく、函館の企業が新規参入してくれれば大歓迎だ」と述べたという。
訪問団はこのほか、函館との定期便を運航しているサハリン航空への訪問や、事故でこのほど死去したファルフトジノフ・サハリン州知事の墓参と同州政府への弔問などを行った。
提供 - 函館新聞社
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