ぽぽろ館オープン
update 2003/10/4 11:01
【七飯】七飯町精神障害者通所授産施設(愛称・ぽぽろ館、町内鳴川町348)が1日、オープンした。開所セレモニーや利用者へのオリエンテーションなどがあり、新たな福祉の拠点がいよいよ動き出した。
精神障害者と知的障害者が各種職業訓練などを通じ、社会復帰を目指す施設で、自治体が事業として取り組むのは道内では珍しい。定員は35人で、対象地域は町内や近隣。利用期間は原則2年間となっている。
具体的には特産のリンゴを使ったチップスや、木工品の製造などを行う。このほか、来年度からは敷地内に畑を造り、農作業も始める計画だ。
セレモニーには利用者や家族、施設職員など、約60人が出席。利用者代表や水嶋清町長らがテープカットをすると、大きな拍手が起きた。
町は2005年度まで直営方式を続け、06年度からは民間の社会福祉法人に運営を委託する方針だ。
同施設は現在、定員に余裕があり、利用者を募集中。申し込み、問い合わせは同施設TEL64・5015。(奥山秀俊)
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。