大玉ジャガイモが人気

update 2003/10/2 13:12

 函館富岡郵便局(加藤輝巳局長)が手掛ける厚沢部産などのジャガイモのふるさと小包・ゆうパックが人気となっている。冷夏などの影響で仕入れ値が高騰し、実質的な倍値での販売となったが、「売れ行きは驚くほど順調」(同局)。希少な「大玉」をさらに厳選していることが好評の理由とみられ、同局では「市場にほとんど出回らない、高品質の味をぜひ賞味して」とPRしている。

 年々、道内では加工用のジャガイモ栽培に移行する農家が増え、食用のジャガイモの作付け面積が減少。さらに、この夏の台風の影響で、全国的にジャガイモが不足し、価格が高騰している。

 道南は台風の影響が少なく、極端な収穫減とはなっていないが、冷夏の影響で全体的に小ぶりとなっており、LやMLなどの大きいサイズは希少。価格も全国的な不作を受けて、昨年の8割り増しほどで取引されているという。

 同局では昨年、ジャガイモ10キロ入りを2000円ほどで販売。今年は仕入れ値も高く中止も検討したが、「10キロは多すぎる」といった声が寄せられていたこともあり、内容量を半分の5キロに減らし、値段を据え置くことで対応を図った。

 求めやすい量にしたほか、入荷した大玉の3割を「品質が低い」として除くなどの厳選ぶりが受け、昨年と変わらず申し込みは順調という。取り扱い業務を行っている平日8日間で200件以上の注文が入っており、「価値を分かってくれる人が多い」と同局。

 取扱期間は10月31日まで。男爵イモ(真狩産)、メークイン(厚沢部産)ともに、函館市内へはLサイズ2000円、函館以外の道内と青森県が2150円、秋田、岩手、宮城、山形、福島、新潟が2350円、それ以外の都府県が2450円となっている。MLサイズは各200円引き。問い合わせは、函館物流カドーふるさと会TEL65・2467。(後藤泰良)

提供 - 函館新聞社



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