ブルーリッジきょう接岸
update 2003/10/1 10:16
函館市は30日、10月1日に函館港入港を求めている米海軍第7艦隊旗艦「ブルーリッジ」(1万9200トン、J・スティーブン・メイナード艦長、960人乗り組み)の入港を許可した。函館海保を通じて、在日米軍司令部に伝えた。同艦の入港は1997年10月3日以来6年ぶり。
市側は「安保条約、日米地域協定に基づく入港で、港湾施設の使用許可は難しい」と判断。入港後に里見滋港湾空港部長が「核兵器廃絶平和都市宣言文」をメイナード艦長に手渡し、軍艦入港を懸念する市民意見などを伝える。
在札幌米国総領事館によると、同艦は1日午前10時、函館港港町ふ頭に接岸。4日まで停泊し、同午前10時に出港する。初日は午前11時に同ふ頭で入港歓迎式を行うほか、午後から函館市役所、函館商工会議所などへの表敬訪問を予定。市役所にはティモシー・M・ジャーリナ第7艦隊参謀長が午後2時に訪れ、木村孝男助役を表敬する。
一方、市民団体「非核・平和函館市民条例を実現する会」のメンバーは30日、木村助役と会い、あらためて入港拒否を要求。出港後にも平和問題について井上博司市長と話し合えるよう求めた。同会や連合北海道渡島地域協議会、全労連・函労会議などは入港に合わせ、同ふ頭で抗議集会を予定している。
提供 - 函館新聞社
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