新規高卒者求人を要請
update 2003/9/30 10:20
来春の新規高卒者の採用枠拡大に向け、函館公共職業安定所(ハローワーク函館)は29日、渡島・桧山管内の7業界団体に、求人要請を行った。渡島支庁や函館市の関係者とともに、函館商工会議所をはじめ道中小企業団体中央会道南支部、函館建設業協会などに、協力を求めた。
道南の高卒者求人は、職場の欠員補充の要素が強く、10月から11月にかけて増えるのが毎年の傾向。要請はこれに合わせ、毎年この時期に行っており、高卒者を取り巻く雇用環境を説明し、前向きな検討を訴えた。
同職安は今後、要請を強化する考えで、両管内8000カ所を越す民間事業所に、文書で協力を願うほか、業界団体や企業訪問を積極的に展開する予定。11月11日午後1時から、函館ハーバービューホテルで、渡島・桧山の両支庁、市と共催の新規高卒者就職面接会も開く。
両管内の8月末の求人数は233人で、ここ10年で過去最低だった前年同月に比べ、27人増加している。しかし、求職者数は求人数の6・4倍に当たる1493人で、依然として厳しい情勢。同職安は「できるだけ早期に就職をみていただき、残りの高校生活を楽しんでもらえるようにしてあげたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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