七飯でジャイアントカボチャ大会

update 2003/9/29 10:25

 【七飯】秋の実りを重量で競う「でっかいどう川尻ジャイアントカボチャ大会」が、28日午前10時から七飯町上軍川の光現寺で開かれた。ほかの作物と同様、夏の低温・日照不足で、出品されたカボチャは例年と比べ小ぶり。しかし、どれも大人が腰掛けられるほどの大きさで、参加者はあらためて、大地の恵みの大きさを実感した。

 川尻ジャンボカボチャ友の会(時田新太郎会長)の主催。川尻とは上軍川の一部の旧称。イベントは地元有志が集まり「ジャンボカボチャで地域おこしを」と、1995年から始めた。今年は町内や近隣から39世帯が参加した。

 天候の影響で「カボチャは、これまでで最も小ぶり」(同会)。重量の部は従来、100キロ前後で優勝を争っていたが、今年は町内大沼町、鈴木恒さん出品の62・3キロがトップ。カボチャの細工の楽しさで争うハロウィーンの部では、鹿部町の由良裕章さんが優勝した。

提供 - 函館新聞社



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