渡島・桧山の水稲作況、全道平均大幅下回る

update 2003/9/27 12:24

 農水省函館統計・情報センターは26日、15日現在の水稲の作柄概況を発表した。作況指数(平年作=100)は渡島管内が51、桧山管内は61で、全道平均81を大きく下回った。同センター管内全体(渡島、桧山、後志、胆振)では63。いずれも指数90以下の「著しい不良」となっている。地域、ほ場、農家によって登熟にばらつきがあり、同センターは「品質、収量の両面から刈り取り時期の決定が重要」としている。

 渡島管内の10アール当たりの収量見込み(平年収量482キロ)は前年比59%の246キロ。桧山の平年収量は494キロで、今年は同68%の299キロの見込み。

 1平方メートル当たりの全もみ数は渡島(平年値3万200粒)は1万6500―3万5500粒(平均2万4100粒)。桧山(平年値3万1700粒)も2万9800―4万3800粒(平均3万700粒)で、両管内とも大きなばらつきがみられる。不稔(ふねん)歩合の平均は渡島が39%(平年値10%)、桧山が46%(同13%)だった。

 また、2003年産水稲の作付面積は渡島3150ヘクタール、桧山4300ヘクタールで、前年よりそれぞれ80ヘクタール、120ヘクタール減少した。(吉良 敦)

提供 - 函館新聞社



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