函館水産連合協議会、あす創立30周年祝賀会

update 2003/9/26 10:03

 函館の水産業界でつくる函館水産連合協議会(藤原厚会長)は、このほど設立30周年を迎えた。27日には市内のホテルで祝賀会などを開き、関係者らが同協議会の足跡を振り返り、功績を祝い合う。

 同協議会は、北海道周辺でのイカ不漁を受け、1973年8月に水産加工事業者が連携して結成。函館の水産加工業界の存続のため、当時、難しいとされていた海外からのイカの輸入枠を獲得するなど、同業界を支えてきた。80年代には北大水産学部や北海道函館水産試験場などと協力してサケの肉質研究を手掛けたほか、89年からはスルメイカの人工飼育技術の研究、水産資源問題などにも取り組んでいる。現在は7団体で構成。

 周年行事は初めての試みで、今回は27日午後5時からホテル函館ロイヤルで記念講演会や記念式典・祝賀会を催す。

 式典では会員から募った寄付金30万円を函館国際水産・海洋都市構想推進協議会に贈呈するほか、北海道、函館市から同協議会へ感謝状が贈られることになっている。また、日本銀行函館支店の市原好二支店長が「企業金融を巡る今後の展望」の題で講演する。

 記念すべき節目を迎え、藤原会長は「30年を迎えることができたのは業績が評価されたということ。今後は国際感覚を持ち、世界を見つめた活動をしていきたい」と話している。

提供 - 函館新聞社



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