「ペットフェス」子犬、子猫求めにぎわう

update 2003/9/24 10:10

　９月２０―２６日の「動物愛護週間」にちなんだ「２００３年ペットフェスティバル」（渡島支庁、渡島保健所、市立函館保健所主催）が２３日、渡島合同庁舎（函館市美原４）で開かれた。子犬・子猫が希望者に無償で譲渡され、会場は約６００人の親子連れやペット愛好家でにぎわいを見せた。

　動物の愛護や適切な飼育についての関心を深めてもらおうと、同週間に合わせて毎年この時期に開催している。本年度は新たに、道愛玩動物飼養管理士会会員によるペットのしつけ方教室が内容に加えられたほか、市民団体「函館ワン・ニャンレスキュー」も、写真展などで活動を紹介した。

　一般市民からのペットの持ち寄りは子犬２匹、子猫２３匹。例年よりやや少なめだったが、会場には新しいペットを求めてやって来た親子連れらが頭をなでたりして「かわいいー」と目を細める光景が広がった。

　希望者の多い犬・猫は抽選となり、当選者は担当者から飼育に関するアドバイスなどを熱心に聞いていた。生後１カ月のオス犬を見事に引き当てた上木紫帆さん（函館北美原小３年）は当選した瞬間に飛び上がって大喜び。「本当にラッキーです」と、ワンちゃんの入ったかごを大事そうに抱えていた。

提供 - 函館新聞社

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