合併は２００５年２月１日

update 2003/9/23 10:09

　【七飯】七飯町と鹿部町は２２日、法定の合併協議会を設立した。七飯町役場で午後２時から開かれた協議書の調印式で、水嶋清七飯町長と松本豊勝鹿部町長が書面を交換。式終了後、両町長は「合併の期日は２００５年２月１日を想定している」との考えを初めて明らかにした。

　渡島・桧山両管内での法定合併協の設置は両町が初めて。

　調印式には両町の町長や特別職をはじめ、立会人として前田晃渡島支庁長や正・副議会議長など、約２０人が出席。水嶋・松本両町長が協議書に署名、押印し、書面を交わすと、大きな拍手が起きた。

　式後、両町長は合併期日について言及。鹿部町長と同町議の任期が０５年２月１９日までとなっていることを踏まえた上で、今後の日程について「道議会による合併承認を０４年１２月の定例会で受けたい。それまでに両町議会で議決をもらい、０５年２月１日を合併の期日としたい」との方針を示した。

　両町は今年４月１日、職員同士の研究組織として渡島中央部合併問題研究会をつくり、より具体的な議論をするため６月３０日、任意の合併協を立ち上げ。今月、両町議会で法定協設立に関する議案が可決された。

　法定協の第１回会合は２６日の予定。（奥山秀俊）

提供 - 函館新聞社

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