第1管区海上保安本部函館航空基地が10月に50周年・4日に一般公開と祝賀会

update 2003/9/21 13:57

 第1管区海上保安本部函館航空基地が10月1日、開設50周年を迎える。これを記念し、同4日午前10時から、基地を一般公開するほか、市内のホテルで関係者による祝賀会を開催する。24時間体制で海難や人命救助など、多岐にわたる業務を抱える同基地は「これを機により一層、基地への理解を深めてほしい」と話している。

 同基地は日本で最初の海上保安庁の航空基地として、1953年に開設。当時の基地は駒場町にあり、79年に現在の赤坂町65に移転した。

 現在、ヘリコプター「シコルスキーS76C」2機、職員30人体制。管轄は道内全域のほか、青森、秋田、八戸の各海保がエリアで、海難救助や密漁などの犯罪取り締まり、急患搬送などの業務に就いている。訓練やパトロールを含めヘリ2基で昨年1年間、486回出動し、今年8月末までに269回出動している。

 4日の一般公開は、地域住民に親しんでもらうとともに、海上保安業務への理解を深めてもらうのが目的。ヘリの展示のほか、降下救難訓練の披露(午前10時45分から、午後1時45分から)、うみまる、うーみんのマスコットとの記念撮影などがある。入場無料。また午後6時から、ホテルロイヤル柏木でOBや関係機関を招いての祝賀会も催す。

 森脇勝男基地長(50)は「諸先輩の苦労をしのぶとともに、今後も地域密着で、多様化する国民のニーズに応えていきたい」と話している。(福士雅巳)

提供 - 函館新聞社



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