10月2日から全国路面電車サミットin函館
update 2003/9/21 13:56
国内の路面電車ファンや事業者が集う「第6回全国路面電車サミットin函館大会」(同実行委員会主催)が、10月2日から5日、函館市内で開催される。期間中は、分科会や講演をはじめ、スタンプラリーやゲーム大会など、市民向けのイベントも展開。22日からは、関連イベントも始まり、各方面でサミット開催の機運を盛り上げていく。
同サミットは、1993年の札幌を皮切りに隔年で、広島、岡山、愛知県豊橋、熊本の各市で開かれている。路面電車の魅力などを意見交換するほか、路面電車の役割や可能性を探る場にもなっている。
函館大会は、10月2日午後1時、函館市芸術ホールで開幕。全体会議、基調講演のあと、午後6時半からは函館ハーバービューホテルでウエルカムパーティー。
3日は、午前9時から市内の交通現況を視察。午後1時15分からは、函館国際ホテルで「環境(車社会と路面電車)」「LRT(電車による街づくり)」「電車沿線の商店街振興」の3テーマに分かれ、分科会が開かれる。4日は、シネマ大門で「シネマとトーク」と題し、評論家の川本三郎さんの講演と映画上映がある。
5日午前10時からは、市電沿線をめぐる「電車・探検スタンプラリー」と、テレビゲームの「電車でGO」函館バージョンを使ったゲーム大会(会場は函館市青年センター)が展開される。
開催期間中、電車は割引料金の200円均一で運行。大会を盛り上げる関連イベントでは、22日から10月5日にNHK函館放送局ギャラリー彩で「ゆめ電車絵画コンクール作品展」、23日から10月5日までJR函館駅2階イカすホールとアクロス十字街で「路面電車歴史パネル展」が開かれる。
大会には、路面電車が走る全国各地から人が集まるほか、市民も自由に参加できる。ただし、ウエルカムパーティー(参加費5000円)とスタンプラリー(一日乗車券600円)、ゲーム大会は事前の申し込みが必要。
実行委は「電車を見直してもらういい機会。多くの市民に来てほしい」と、ポスターを配布しPRに力を入れている。
申し込み、問い合わせは、同実行委事務局(市交通局内)TEL51・6901。
提供 - 函館新聞社
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