江差追分全国大会が開幕
update 2003/9/20 10:28
【江差】哀愁にあふれた唄(うた)声で深まる江差の秋を彩る、第41回江差追分全国大会(主催・江差追分会など)が19日、江差町茂尻72の町文化会館で開幕した。21日までの3日間にわたり、国内外の地区大会を勝ち抜いた399人が「日本一」を目指して自慢ののどを競い合う。
同日は午前9時の開会式で江差追分会会長の濱谷一治同町長が、出場者への歓迎のあいさつを述べた。続いて112人が出場する、熟年の部予選会がスタート。午後零時半からは239人が優勝旗を争う一般の部の予選も始まり、出場者は、ホールを埋めた観衆を前に「かもめの鳴く音(ね)にふと目を覚まし―」などと自慢の声を披露した。
会場の町文化会館ではCDやカセットテープなどの追分グッズ、桧山管内の特産品の販売も行われ、大会の盛り上げをサポート。江差港のかもめ島周辺では、本番を控えて、打ち寄せる波のリズムに合わせて発声や尺八の練習に励む出場者の姿もみられ、町内は追分一色に染まっている。
大会は20日まで予選会を行い、21日午前9時から同館で決選会がスタートする。入場料は2300円。大会結果の発表と表彰式は同実午後6時45分から行う。問い合わせは大会本部(01395・2・5757)へ。
提供 - 函館新聞社
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