指紋とパスワードで情報ガード

update 2003/9/19 10:39

 【七飯】七飯町はこのほど、電算室への出入りの管理について、指紋とパスワードを用いる新たなシステムを導入した。町総務課は「個人情報を守るセキュリティー体制が強固に。今後も情報管理について、万全を期したい」と話している。同課によると、自治体による同システムの採用は道南で初めて。

 電算室には複数のサーバーがあり、住基ネットのデータや住民票、印鑑証明、各課税状況などの個人情報をはじめ、さまざまな情報が集められている。入室できる職員も限られており、従来は同課情報管理係が鍵を預かり、必要な職員がその都度、申し出て入室していた。

 ただ、これまでの方法では、だれがどの時間、室内に居たのかを特定することが困難など、解決すべき課題があり、安全性向上のため、約200万円の予算で新システムを採り入れた。

 関係職員の指紋と個別のパスワードをあらかじめ登録。出入り口横に、これらを照合する装置があり、双方がそろわない限り、ドアが開かない。また、ドアの開閉状況の記録も同時に行われている。

 これにより、不審者の入室をシャットアウトできるほか、複数の職員が入る場合でも、全員の入・退室記録が残り、情報漏えいなどの事故があった場合、即座に対処することが可能になった。

提供 - 函館新聞社



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