あす江差追分全国大会開幕

update 2003/9/18 13:08

 【江差】第41回江差追分全国大会(主催・江差追分会など)が、19日から3日間の日程で開幕する。全国各地の地区大会、海外支部大会で選び抜かれた399人が「日本一」ののどを競い、江差のまちを追分一色に染め上げる。会場の町文化会館周辺では念願のひのき舞台に立つ出場者を出迎える、歴代優勝者の名前を染め抜いたのぼりが立ち、歓迎ムードを盛り上げている。

 一般、熟年、少年の3大会で構成する本大会には、全国10地区大会を勝ち抜いた399人が唄(うた)声を披露する。最高齢出場者は函館地区の中田セツさん(83)、最年少は江差地区の田村つくしさん(5)。海外支部からはブラジル支部大会で優勝した永田理文さん(熟年の部)が参加する。

 大会初日の19日は、午前9時から同会館で開会式。午前に熟年大会の予選会、午後から一般大会の予選会がスタート。20日は引き続き予選会が行われ、午後8時すぎに一般50人、熟年20人の決選会出場者を発表する。

 21日は午前9時の決選会開会式に始まり、同10時から少年大会を開始。午後1時すぎから熟年決選会が、同2時すぎに一般決選会を行う。午後5時15分からは前回大会の優勝者や歴代優勝者の唄いや追分踊りが披露される。結果発表は午後6時45分すぎで、熱戦を勝ち抜いた優勝者が感動の唄いを披露する。

 大会期間中の20日午後6時からは、予選会を終えた出場者と地元住民が親ぼくを深める「笑い嘆き節大会」が、中歌町193の江差追分会館で催される。悲喜こもごもの予選会を振り返り、心ゆくまで追分を堪能する。

 本大会の日程など詳しい問い合わせは、江差追分会事務局TEL01395・2・5555へ。

提供 - 函館新聞社



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