「道南の花火フォトコンテスト」最優秀賞に菊池さん

update 2003/9/17 13:48

　道南の花火フォトコンテスト（南北海道フジカラー、函館新聞社主催）の審査が１６日午後８時から同新聞社で行なわれ、最優秀賞に菊池則子さん（函館市西桔梗町）の「彩りのＢＡＹ」が選ばれた。特選の第１席は松崎一朗さん（同本通１）の「ＲＯＵＧＥ　ＭＩＲＡＧＥ」、第２席は川津忠義さん（同東山１）の「競演」。応募全作品は２３日から１０月１日まで同新聞社ギャラリーに展示される。

　道南の花火大会などを撮影テーマとしたコンテスト。市内のアマチュア写真家などから５５点の応募があり、審査で最優秀賞１点、特選２点、準特選３点、入選１０点を選出した。

　最優秀賞の菊池さんの「彩りのＢＡＹ」は、ＢＡＹはこだてから函館港に上がる花火を撮影した情緒ある作品。打ち上げ花火と水中花火をかすかに揺らぐ水面に写し込み、同施設の風情を巧みに絡ませた感性が評価された。

　「ＲＯＵＧＥ　ＭＩＲＡＧＥ」は、夜空に弾けるピンク色の繊細な花火の線が美しく、特選第１席に。第２席の「競演」は２カ所から上がる花火を構図良くとらえた技術が支持を受けた。

　そのほかの受賞者は次の通り。（敬称略）

　◇準特選▽第１席＝五十苅克敏「夜空に大輪」▽第２席＝松山高志「花百景」▽第３席＝塩谷トミ子「コミカル」
　◇入選▽荒木憲幸「赤い海」▽五十苅洋子「港の華」▽金田一しげる「夏の彩花」▽小池貞子「夜の虹」▽斉藤美代子「夏の風物詩」▽高橋春子「夏の夜」▽富樫毅「瞬彩（２）」▽成田哲夫「紅燃の夜」▽松本則之「イカす花」▽村井威夫「光の精、天に現る」（池田比佐史）

提供 - 函館新聞社

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