上磯「ふれあい入浴券」好評

update 2003/9/17 13:47

 【上磯】上磯町が70歳以上の町民に発行している無料入浴券「高齢者ふれあい入浴券」が、サービス開始から10年が経過した。近年は、対象者の平均6割が利用。町内のお年寄りに、憩いの場を提供している。

 入浴券は毎年4月、年度内に70歳以上となる町民に支給している。使用できる浴場は、七重浜湯、久根別湯、上磯湯、茂辺地福祉浴場の公衆浴場4カ所と、七重浜のスパビーチ。料金は公衆浴場で370円、スパビーチで700円、茂辺地福祉浴場で300円。

 対象年齢は、1999年から75歳以上を現行の70歳に引き下げ、さらに枚数を増加。公衆浴場5枚を12枚、スパビーチ2枚を6枚に。スパビーチ券は、無料分を使い果たしても、年間通して使える半額券を添付するなど、町民サービスの充実を図っている。

 上磯町の65歳以上の人口割合(高齢化率)は、2000年の国勢調査によると17・0%。全国が17・3%、道内は18・2%で、低めだ。とはいえ今後、高齢化の波は同町にも等しく押し寄せる。「財政難など問題も抱えるが、しばらくは継続していきたい」(町保健福祉課)という。

 入浴券に関する問い合わせは、町役場保健福祉課福祉サービス係TEL73・3111(内線147、148)、ファクス73・1401へ。

提供 - 函館新聞社



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