シルバービレッジ函館あいの里、林崎光弘総合施設長がスェーデン王立シルビアホームから感謝状、祝賀会
update 2003/1/27 11:03
痴ほう性高齢者専門のグループホームを道内で初めて設立した「シルバービレッジ函館あいの里」の林崎光弘総合施設長はこのほど、痴ほう症介護の世界的研究機関、スウェーデン王立シルビアホームのバルブロ・ベッグ・フリス所長から感謝状を受けた。24日には函館国際ホテルで祝賀会が開かれ、出席者が林崎さんの長年にわたる功績をたたえた。
シルビアホームは1996年、ストックホルムに開設。痴ほう性高齢者の先進的な介護員養成や研究を行っている。
林崎さんは1991年、現在地の亀田中野町に函館あいの里を設立。10年ほど前からは、全国の介護職員を対象にした同ホームでの研修を実現した。近年は指導者の育成に力を入れており、指導者用の手引きを日本にもたらすなど、両国の架け橋の役割も果たしている。
この日は全国各地の介護施設の関係者180人余りが出席。林崎さんがが、スウェーデンでの研修の模様をスライドで紹介し、順子夫人を交えてインタビュー形式で思い出を語った。また「日本の福祉は、富士山に例を取ればまだ3合目。国内の介護の質向上に力を貸してください」と呼び掛け、出席者から拍手を受けていた。
提供 - 函館新聞
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