海岸町会で敬老会
update 2003/9/15 09:51
きょう15日は敬老の日―。海岸町会(陰山富司町会長)では14日、町内の高齢者を対象とした敬老会が開かれた。出席したお年寄りは互いの交流を深め合い、後輩の町会員らから長寿の祝福を受けた。
一般的に、敬老会は町会内の大きなイベントの1つで、毎年多くの町会で行なわれている。近年では年々、高齢者の割合が高くなってきており、参加人数も増加しているという。
同町会では約40年前から敬老会を開催している。出席対象は77歳以上で今年は109人が該当。当日は98歳の女性をはじめ39人が足を運んだ。
高齢者同士が一堂に会するのは年間を通しても少なく、この日は久しぶりの顔を前に会話の花がそこここに咲いた。出席者は、女性部が2日がかりで仕込んだという料理に舌鼓を打ったほか、大正琴の「大唱琴名古屋敬愛会函館支部」の演奏を満喫し、楽しいひとときを過ごした。
同町会には約700世帯に約1400人が住んでいるという。敬老会を切り盛りした宮永勝利福祉部長(65)は「単純に高齢者の2人暮らしが多いと考えられ、高齢化はウチも例外ではないと思うが、その中で、今後もみんなで楽しくやっていきたい」と話していた。(池田比佐史)
提供 - 函館新聞社
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