駒ヶ岳噴火想定し防災訓練
update 2003/9/13 12:31
【七飯】駒ケ岳の噴火を想定した防災訓練が12日、七飯町大沼周辺で実施された。地域住民が警察や消防団の誘導で避難したり、消火作業に当たったりして、万が一の場合に備えた訓練を行った。
七飯町の主催。南渡島消防本部など関係機関10団体、町内会や近隣の小学校から約550人が参加した。
訓練は、12日午前8時15分ごろ、駒ケ岳で火山性微動を観測、七飯町、七飯消防署が降灰を確認、火砕流が発生したという想定で実施した。
JR大沼公園駅近くの空き地では、緊急避難や崩壊した道路の交通規制、負傷者の応急処置など、15項目の訓練を実施。消防車やパトカーのサイレンが鳴り響く中、車両事故を想定した救助訓練で、消防隊員らが乗用車のドアをこじ開けて救出する作業が行われた。
初期消火訓練に参加した大沼小6年の大国千聖さん(11)は「消火器を使ったのは初めて。本当の火事の時も、きちんと使えるようにしたい」と話していた。(阿部里子)
提供 - 函館新聞社
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