講座モデル校に福島商、桧山北を指定

update 2003/9/11 13:14

 道立高校と地元自治体や経済団体、市民団体などが連携を図り企画・運営をする「高等学校地域連携講座モデル事業」の指定校に10日、福島商業と桧山北高校が指定された。両校は今後、それぞれ運営委員会を設置、11月をめどに地域課題などをテーマにした講座を開催する。

 同事業は道教委が進めている「開かれた学校づくり」の一環。高校が各団体と幅広く連携しながら生涯学習講座を実施する。地域づくりの活力を高める効果があるとされており、道内では両校のほか5校が選ばれている。

 福島商は商業科の特質を生かし、学校が持っている知識・技術の地域還元を検討、桧山北は住民の学校理解を深めてもらうことなどを目指し、同事業へ申請をしていた。

 講座は地域課題をテーマに外部から講師を招く「地域課題講座」とモデル校教員が講師となり、学校施設を有効活用しながら行う「施設機能開放講座」の2種類。福島商は3講座を開くほか、桧山北も5、6講座の開講を予定している。

 今後は学校と各団体が運営委員会を設置。学習方法や地域住民への周知方法などを検討。10月下旬から11月にかけて講座のスタートを目指していく。両校は「知の還元」を通じて地元へ貢献したいとしている。(小豆畑 栄)

提供 - 函館新聞社



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