函館税務署庁舎ほぼ完成
update 2003/9/8 10:45
函館松川中跡地(函館市中島町37の1)に建設している函館税務署の庁舎がほぼ完成し、移転日が10月20日に決まった。現庁舎(新川町26)での執務は同17日までとなり、移転以降、環境負荷軽減やバリアフリーに配慮した、使いやすい施設で新たなスタートを切る。
新庁舎は昨年3月に着工。敷地面積7080平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造り4階建て、延べ面積4050平方メートル。駐車スペースは100台分を確保。景観に配慮し、外観をタイル張りにしたほか、玄関ロビーに総合・情報公開窓口を設け、来庁者の対応を一元化。待ち時間の短縮を目指す。
設備はバリアフリー化を進め、段差をなくしたのをはじめ、ベビーベッドやオストメイト(人工肛門をつけた人)対応施設を設けたトイレを各階に整備。外断熱工法や太陽光発電を採用し、自然エネルギーを有効活用するほか、昼光利用自動照明制御も使い、環境負荷や運用コストの低減に務めるという。
現在新川町にある同税務署の移転場所は当初、市内美原3の国有地が候補に挙がっていたが、中心地の空洞化などを懸念する声が上がり、市が建て主の札幌国税局に移転場所の変更を要請。同国税局が、道有地だった新庁舎の土地と美原の国有地を等価交換した経緯がある。
移転に伴い、10月20日以降は電話番号も変わる。新たな代表番号はTEL31・3171へ。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。