食フォーラム
update 2003/9/7 10:47
子どもの食生活について考える「食のフォーラム」(実行委主催)が6日、函館宇賀の浦中学校体育館で開かれた。学校関係者やPTAら合わせて約100人が参加。講演、ワークショップを通じて、健やかな体と心を育てる食生活について学んだ。
子どもたちの朝食欠食や偏食といった食生活の乱れから、肥満や生活習慣病に陥ることが指摘される中、学校、家庭、地域が一体となって考えようと企画。
講演では道立道南農業試験場の花田勉場長が地域で取れた農産物の良さを地元の消費者が理解し、多く食べるようにする「地産地消」の重要性について訴え、「森のイスキア」主宰者の佐藤初女さんは「心を育む食」をテーマに食べ物と心の関係について述べた。
道PTA連合会の村重節子副会長は「夏休みに宿題として子どもにご飯を作らせたことで、バランスの取れた献立が考えられるようになった」と、体験談を発表した。
講演内容などを参考に、参加者は数人単位のグループに分かれ、ワークショップを展開。子どもたちを取り巻く食生活の現状について意見を交換した。(小豆畑栄)
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。