北海道と北東北3県の連携事業・土器づくり大会
update 2003/9/7 10:45
南茅部町福祉センター(川汲1520)で6日、「縄文土器づくり大会」が開かれた。約100人がオリジナルの縄文土器作りに挑戦。粘土と格闘しながら、約5時間かけて作品を完成させた。
北海道と北東北3県(青森、秋田、岩手)の連携事業の一環。「縄文のこころをつなぐ」と題して、8月末から約1カ月の間に秋田、北海道、青森、岩手の順にイベントを開催する。
土器作りは、現代の陶芸用具を使わずに制作。参加者は石や貝殻で成形するなど、苦心を重ねながら、イタドリの葉の上に、見事な縄文土器を作り上げていった。
主催した「北の縄文CLUB」の輪島慎二事務局長は「大勢の人に参加してもらい、とてもうれしい。来年以降も、北東北と連携を取って開催できたら」と笑顔を見せていた。
連携事業の北海道開催では、このほか10日まで、同町大船遺跡速報展示室(大船575)で「北海道のうるし文化」と題した移動博物館(北海道開拓記念館の主催)を開催(入場無料)。北海道に関係する漆器や装飾品など、約180点を展示している。
期間中、「縄文時代のくし作り」の無料体験コーナーも併設されている。問い合わせは南茅部町教委01372・2・3789。(後藤泰良)
提供 - 函館新聞社
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