ニューヨーク・ダンス・インスティチュートが１４日に発表会

update 2003/9/6 16:57

　ニューヨーク・ダンス・インスティチュート（岡田佳子主宰）の第１３回バレエ発表会が、１４日午後２時半から函館市芸術ホールで開かれる。函館、今金、八雲の３教室合同で、生徒３４人が出演。創作や古典など、華やかなステージを発表する。

　同スクールは、米国ニューヨークでバレエダンサーとして活躍した岡田さんが、帰国後の１９８９年に創設。９０年に今金教室、９１年には八雲教室を開講。隔年で発表会を開き、一昨年からは３教室合同で実施している。

　今回は、進学などで年長の生徒が多く抜けたことから、クラシックバレエの基礎に重点を置いたプログラム構成に。第１部は、岡田主宰の振付による創作バレエ「楽しい動物の音楽会」。ブタ、ライオン、カエルなど、９種類の動物が次々と登場するほのぼのとしたストーリーで、生徒全員のほか、生徒の母親９人も着ぐるみ姿で出演する。

　第２部は「白鳥の湖」など、４演目からなるバレエコンサート。トゥシューズを履いて間もない初心者から上級者まで、生徒がレベル別に発表する。第３部は「ドン・キホーテ」。第２幕３場の「夢の場」を生徒とゲスト出演者らが幻想的に演じる。

　夏休み前から熱を帯びてきたレッスンも本番まで１０日を切り、現在はリハーサルを繰り返す日々。函館の生徒はもちろん、今金、八雲の生徒も泊りがけで参加しており、岡田主宰は「今回は創作バレエもあり、子供たちはニコニコと楽しんでやっている。多くの人に子供たちの成長ぶりを見てほしい」と話している。

　入場料は３０００円。問い合わせは、同スクール事務局ＴＥＬ５６・２３３９。

提供 - 函館新聞社

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