菊池食品工業がモンドセレクションで金賞

update 2003/9/6 16:57

　【七飯】七飯町上藤城に函館工場を構える菊池食品工業（本社・東京都、菊池幸社長）の丹波黒種・黒豆エキス「サラサラ」ゴールド（通称・黒缶）が、今年のモンドセレクションで金賞を受けた。同商品は、血液の流れを良くする効果が高いとされ、同社が今年３月から発売している。鈴鹿紀彦工場長は「健康が第一という、わが社の商品作りの姿勢が認められた結果。今後は３年連続の金賞で受けられる、国際優秀品質賞を目指し、社員一同、努力したい」と話している。

　同社は１９１４（大正３）年に創業した煮豆やつくだ煮、総菜などの製造メーカー。これらの食品作りの経験を生かし、１９９９年に、黒缶のベースとなった丹波黒種・黒豆エキス「サラサラ」を発売した。

　血液の状態を改善するとされるポリフェノールやイソフラボンを豊富に含み、通信販売のみの取り扱いながら、人気の商品となっている。

　今回はこの商品を濃縮し、より効果が見込める新商品・黒缶を開発。世界の大舞台で、同社としては初の栄冠を手にした。

　７月には東京銀座に、これら商品の効果を紹介するアンテナショップ「銀座黒豆エキス研究所」もオープン。鈴鹿工場長は「受賞を一つのきっかけに、この商品の良さが少しでも世間に広まってくれれば」と期待を寄せている。

　黒缶は１本１５０ミリリットル「入りが３０缶で７５００円（消費税、送料別）。販売は通販のみで受け付けている。申し込み、問い合わせはＴＥＬ０１２０・０２８・９６０。

提供 - 函館新聞社

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