ブーツ商戦スタート

update 2003/9/5 10:12

 函館市内のデパートや靴屋では、早くもブーツ商戦が始まった。今年、女性の秋冬ファッションは、ミニスカートが流行。合わせてロングブーツの“出番”が増えるとみられており、各店とも品ぞろえを充実させ、女性客の取り込みに懸命だ。

 ブーツは8月下旬から店頭に並び始めるが、本格的に動き出すのは9月に入ってからで、ピークは9月中旬から下旬。価格帯は合皮で1万円から、革製品は2万3000円からが主流という。

 今年はロングが人気で、かかとの高さはさまざま。はき口を折り返したり、シャーリングでルーズさを出した商品、バックルや鋲(びょう)などワンポイントの付いた商品が多いという。色は、秋口は白やキャメルなど薄めの色で、11月ごろからはベーシックな黒や茶が良く出るという。

 棒二森屋(若松町)では現在、売り場の約3割がブーツ。色は黒や茶、形はヒールの低いジョッキーブーツが人気。ステッチ、ベルト、バックルなど、アクセントとなる装飾を施した商品も多いという。

 少し変わった商品を置くのは、丸井今井函館店(本町)。「今年初登場」というレッグウォーマーは、ウサギの天然毛を使用し、足首からひざまでをすっぽりと覆う。マジックテープで着脱するため、ロングブーツの上からはもちろん、春や秋に活躍したミュールにも使用できる。「今ある靴にプラスするだけで全く違う表情になり、暖かいので冬にもぴったり」という。

 丸山靴店(昭和3)は、合皮を中心に若者向けの商品を取りそろえる。ピンヒールが多く、バックルやボタンなどでハードさを演出したり、ビンテージ風の商品が並ぶ。「売り場に占める割合は今は1割弱だが10月末には3割くらいになる。雪が降ってから購入する人が多い」と同店は話す。

 テーオーデパート(梁川町)内のブルックマルトテーオー店は、例年より早く売り場を開設。今週中には売り場の半分以上にする予定で、金具を使ったハードな商品がよく出ているという。布を使用した商品も置き、他店との差別化を図っている。

提供 - 函館新聞社



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