中央図書館管理運営の基本的考え方案まとめる
update 2003/9/4 10:52
函館市教委は3日までに、2004年度から建設する函館市中央図書館の「管理運営の基本的考え方案」をまとめた。閉館時間は現行より3時間遅い午後8時、年間開館日数は28日多い300日に設定。運営体制にはボランティアの育成とともに、外部委託(アウトソーシング)の活用を図るとしている。
開館時間は午前9時半から午後8時まで、休館日は週1日、地区図書館と別の曜日を設定。年末年始と図書特別整理期間(7日以内)は休むが、祝日は開館する。
開館時は貸出冊数を無制限から10冊程度に限定し、電話、ファクスなどで予約サービスを実施。開架20万冊を目指し、一般、児童、青少年コーナーなどバランスのとれた蔵書をそろえる。
インターネットを通じ検索・予約ができる図書館情報システムを構築するほか、大学図書館や公立図書館と連携を図り、相互賃借など協力関係も強化。施設面ではDVDを視聴できるAV(オーディオビジュアル)コーナーやインターネットコーナーに加え、24時間返却可能なブックポストを設ける。
駐車場は有料化し、図書館利用者に限り2時間まで無料。運営体制については、本の修復、障害者への対応などのため、ボランティアを育成し、効率的な管理に外部活用を図るとしている。
市教委は3日の市議会総務委員会(阿部善一委員長)に内容を報告。同委員会で今後、理事者からも発言できるようにするなどの懇談会形式を取り、審議していくことを確認した。
提供 - 函館新聞社
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