道教委が公立高適正配置計画案を発表
update 2003/9/3 12:07
道教委は2日、2004年度の公立高校適正配置計画案を発表した。道南では、桧山第1学区の江差高校と江差南の2校が統合され単位制を導入した新設校となるほか、渡島第1学区の函館水産高校は水産食品科が学科転換する。全道では25校で26学級が削減されるが、道南の学級削減はない。
道教委は、00年に策定した「公立高等学校配置の基本方針と見通し」を基に、中学卒業者の減少に適切に対応していくための定員調整をはじめ、社会のニーズに応える学科転換、生徒の多様な能力を引き出すための全日制の単位制導入などを進めている。
こうした中、函館水産高校では2間口あった水産食品科を1間口として、新たに「品質管理流通科」1間口を設置する。学級定員については、本年度、特例2間口校となった上ノ国、熊石など10校で、高校標準法に基づいて40人に引き上げる。
全道の中学卒業者数は1999年以降、減少を続け、04年は前年と比較し2000人減とみられている。しかし、道南の桧山管内は49人減だが、渡島管内は33人増と推計され、前年4間口だった学級削減は避けられた。(小豆畑 栄)
提供 - 函館新聞社
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