私立高生徒募集で懇談会
update 2003/9/3 12:05
函館地区私立高校合同進学懇談会が2日、市内のロイヤル柏木(柏木町1)で開かれた。市内8高校の校長や入試担当者と渡島・桧山管内66中学校の進路担当教諭ら約100人が出席。高校側は学校アピールに努めていた。同地区の私立高校は、申し合わせでこれまでの生徒募集活動を自粛しており、この日を境に本格的な生徒募集活動に入る。
懇談会では、各高校の入試担当者らが、5分の持ち時間で入試制度や学校の現状などについて説明した。
大妻は福祉教育の充実、清尚は中国やオーストラリアとの国際交流事業など、それぞれの独自色を強調。柏稜は進学やクラブ活動での実績を示し、白百合は普通科3コースそれぞれの特徴やクラブ活動の活躍ぶりを紹介した。ラ・サールはクラブ活動への取り組み、入試制度や奨学金制度について説明。遺愛は生活の充実ぶりや進学率を特徴に挙げ、大谷は導入している2学期制や単位制などについて述べた。
その後、高校別に相談コーナーが設けられ、中学進路担当教諭が個別に高校側に入試や学校制度などについて質問。各高校は教育理念を示すなどし、理解を求めていた。
少子化によって厳しい状況の中、各高校は、今月中旬以降、オープンスクールや学校訪問など生徒募集活動を活発化させていく。(小豆畑 栄)
提供 - 函館新聞社
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