亀田、宮前、八幡の３町会で合同防災訓練

update 2003/9/1 11:54

　函館で震度６の地震が発生―。９月１日の「防災の日」を前に、亀田、宮前、八幡町会は３１日、亀田八幡宮敷地内で、合同防災訓練を行った。町会関係者ら約１００人が参加し、本番さながらの真剣さで、避難誘導や初期消火などに取り組んだ。

　午前９時１３分に、市内で震度６の地震が発生したと想定。同９時２５分に函館市地震災害対策本部により住民に避難勧告が発令され、３町会は亀田八幡宮に仮設された避難所に集まる―という設定で実施した。町会関係者ほか、消防団、市消防職員が参加。ポンプ車１台も出動した。

　八幡町会は八幡小学校に、残り２町会は町会館に集まってから、各町会の「防災リーダー」の誘導に従い、同神社に避難。境内では、バケツリレーによる初期消火や、山積みにした建築資材を倒壊した家に見立て、資材から埋もれた人形を「助け出す」訓練などを次々と行った。

　亀田町会の横山節子さん（７３）は「訓練は大切だと思う。でも、実際に（地震などは）起きないでほしいですね」と話していた。（後藤泰良）

提供 - 函館新聞社

前のページにもどる　　 ニュースをもっと読む

ご注意：
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。