GLAYへ3万6千人署名
update 2003/1/23 11:02
テーマ曲を函館出身の人気ロックバンド「GLAY」に作ってもらいたいと、署名活動を続けてきた市民創作「函館野外劇」の会(フィリップ・グロード理事長)は、22日までに、目標の3万人を上回る約3万6000の署名を集めた。予想以上に反響が大きく、市内や近郊の住民ほか、遠方から協力を申し出る人もいたという。同会は、今月中にも東京にあるGLAYの所属事務所を訪れ、テーマ曲制作をあらためて要請する。
同会は、野外劇のレベルアップを目指し、今年の公演からシナリオなどを一新する。テーマ曲の変更もこの取り組みの1つで、リニューアルの大きな柱になる。
署名活動は昨年12月20日にスタート。会員を通じて、病院や企業などに協力を呼び掛けたほか、この11日には丸井今井函館店前で街頭活動も展開、1時間ほどで1133人の署名を集めた。
当初は市民の1割ほどに当たる3万人を目指していたが、約1カ月で目標を超える3万6171人分が集まった。活動に区切りはつけたが、署名は現在もまだ増えている。大半は函館市民だが、道南以外からの協力もあり、活動を知ってカンパを申し出る人までいたという。
同会の輪島幸雄理事長代行は「GLAYの皆さんに協力してもらいたいという思いと、リニューアルへの期待の表れ。幅広い市民から協力を得たことで、野外劇が市民権を得たと言っていいだろう。市民の気持ちも一緒に届けたい」と話している。
署名は今月中にも、所属事務所を通してGLAYメンバーに届けられることになっており、「郷土への思いを『函館に元気の出る曲』をつくることで表現していただきますよう」などと書いた要請文も一緒に渡す。GLAYメンバーの恩師からの手紙も添える。
提供 - 函館新聞社
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