リニューアル摩周丸の入館者順調

update 2003/8/31 13:31

 今年4月にリニューアルオープンした「函館市青函連絡船記念館摩周丸」(菊池芳彦館長)の入館者数が順調に伸び、9月初めにも5万人を突破することが確実となった。28日現在の総入館者は4万8821人(うち有料入館者4万2901人)で、昨年度同期比約1・4倍の伸び。一般観光客や修学旅行生の来館が好調に推移しており、市が年間の目標としている7万人は、ほぼ達成確実な状況となっている。

 同船は昨年12月に市が買い取り、4月に展示内容を一部変更するなどして再オープン。

 JR函館駅前や湯の川温泉地区でのパンフレット配布や、北海道バス協会を通じて道内各バス会社へのPR活動などを展開し、入館者の増加を図ってきた。

 1日平均の有料入館者数は325人(28日現在)で、前年度同期(232人)から大幅に増えた。「青函ジョイント夏フェスタ」(7月21日)「花火大会開催時の夜間開放」(7月20日、8月1日)などの各種イベントも、来館者増加を後押ししている。

 同館によると、バスで道内を周遊するツアー客に加え、修学旅行で函館を訪れる児童・生徒の来館も多く、「修学旅行の中でも自主研修で訪れる児童・生徒が多く、船の構造に興味を示したり、青函連絡船の歴史をメモしていく姿が目に付く」(菊池館長)という。

 また、連絡船OBが実演する「ひも結びコーナー」などが、年配の団体客を中心に人気を集めている。

 菊池館長は「年間7万人はほぼ達成できそうな状況。最近は東北地方からの入館者が個人・団体ともに多く、今後は道内はもとより、東北をターゲットに据えてPR活動を展開していきたい」と話している。

提供 - 函館新聞社



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