高文連美術展始まる
update 2003/8/29 10:38
第41回高文連道南支部美術展が28日、函館市梁川町10のテーオーデパート5階イベントホールで始まった。絵画をはじめデザイン画など約200点が展示され、訪れた人々は作品に見入っている。9月2日まで。
同展には道南の22校の美術部生徒が3部門に出品。年に1度の最大規模の展覧会だけに、数カ月単位かけて仕上げた力作がずらりと並んでいる。
最も多い絵画部門では、約90センチ×70センチの大きなキャンバスにそれぞれが自由に気持ちを表現。映画の主人公をモデルにさわやかな笑顔が弾けた作品をはじめ、男女の抱擁で愛の美しさをやさしく描いた作品。このほか学校内の一風景を切り取り、キャンバスいっぱいにヒマワリやサクラが咲いている作品なども並んだ。
デザイン部門では、戦場で泣き叫ぶ子どもの姿を鉛筆で表現し、反戦を訴えたものや歌舞伎の世界を立体的にデザインした個性豊かな作品などが光っている。立体部門でも力作がそろった。
同展の作品のうち約50点は10月9、10日と札幌市で開催される全道大会にも出展する。(小豆畑 栄)
提供 - 函館新聞社
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