南茅部埋蔵文化財調査団のNPO法人化を支援
update 2003/8/28 11:13
【南茅部】27日に南茅部町を視察に訪れた高橋はるみ知事は、縄文文化に携わる地元関係者との懇談会に出席、NPO法人化を検討している南茅部町埋蔵文化財調査団について、道として法人化を支援していく考えを示した。
同調査団の「任意団体として発掘作業に当たっており、NPO法人化を目指している」との発言に答えた。
高橋知事は「北海道は全国的にみてもNPO法人が多く、第1号も北海道から出ている。道も設立のノウハウなどを持っているので、いろいろと支援していきたい」と述べた。遺跡発掘作業が地域の活性化につながっていることにも理解を示し、「遺跡の全体像が明らかになるようにしていきたい」と協力を約束した。
このほか、高橋知事は、同町役場で国指定重要文化財の中空土偶を見学したほか、垣ノ島A遺跡、大船遺跡、大船遺跡速報展示室を視察。「北東北と北海道の交流の原点を知ることができ、勉強になった」と話した。(後藤泰良)
提供 - 函館新聞社
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