渡部萌子さんが英にバレエ留学
update 2003/8/23 14:42
インターナショナルバレエストゥディオ(ビーグリー綾子主宰)の渡部萌子さん(17)が9月から、英国の名門バレエ教室、ロイヤルバレエスクールに留学することになった。あこがれていたスクールへの入学がかない、渡部さんは「表現力を磨きたい」と胸を躍らせている。
渡部さんは、4歳でバレエを始め、9歳からビーグリーさん(34)のもとで学んでいる。7月まで函館白百合学園高校に在籍しているが、留学に備え休学している。
過去には、英国のほかのバレエ教室から入学の誘いを受けたこともあったが、同スクールへの強いあこがれから辞退。1月には、念願だったローザンヌ国際バレエコンクール(スイス)出場も果たし、その帰路、同スクールのオーディションに挑戦。最終学年にあたるグラジュエートクラスへの入学が許可された。
留学期間は1年間。スクールでは、クラシックバレエのほか、コンテンポラリーダンスやキャラクターダンスなど、幅広い技術や表現を学ぶ。親元を離れ、初めての自炊生活も経験する。
指導するビーグリーさんはかつて、ロイヤルバレエ団にダンサーとして所属していた。ビーグリーさんの存在は、渡部さんに少なからず影響を与えており、渡部さんもバレエ団への入団という大きな夢を温めている。
「見ている人の心を動かせるようなバレリーナになりたい。イギリスでは孤独感を感じることもあると思うが、その中で精神的にも大人になり踊りも磨いていきたい」と渡部さん。ビーグリーさんは「体力があるし、明るく努力を惜しまない。この向上心を持っている限り伸び続けると思う。いろいろなものに触れ、バレエの表現につなげていってほしい」と、成長に期待を寄せている。
提供 - 函館新聞社
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