北ガス新工場建設で埋め立てなど答申
update 2003/1/22 10:54
函館市地方港湾審議会(会長、木下宏平函館港湾振興会長、委員30人)は21日、北海道ガス(北ガス、本社札幌)が市内港町地区の水面貯木場跡に函館支社(万代町8)の新工場建設を計画している件で、貯木場の一部埋め立てや当該地を危険物取扱施設用地とする港湾計画の変更を、市の諮問通り答申した。
貯木場跡地は港町2と3に面した公有水面にあり、同社による新工場建設は、都市ガスの原料を現在の石油系ガスから天然ガスに転換する社内事業の一環。
計画によると、北ガスは6月に国の認可と市の許可を受けた後、同月から来年3月まで埋め立てを実施。引き続き、同3月中に新工場建設に着手、2005年12月の完成を目指す。
函館地区では翌06年2月から順次、天然ガスへの切り替えが行われ、同年12月に切り替えを終了。天然ガスの輸送は安定供給とコスト面に優れる、内航船による海上輸送を予定している。
天然ガスはメタンを主成分とした不純物を含まない可燃性ガスで、環境保全や石油依存の軽減などを図るため、都市ガス原料としての活用が道内各都市でも順次進められる。
提供 - 函館新聞社
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