函館中央署がベビーベッド設置を検討
update 2003/8/22 11:54
函館中央署(五十嵐敏明署長)は利用者の利便性向上を図ろうと、署内にベビーベッドの設置を検討している。道内各署でも珍しい取り組みで、実現すれば乳幼児を抱える母親らから支持を集めそうだ。
素案では、運転免許や車庫証明関係などの受付前に、ついたてで囲ったスペースを設け、ベビーベッド1台を置くことにしている。同受付の横には、落し物などを扱う窓口もあり、乳幼児を抱える母親にはうれしい気づかいとなりそう。
きっかけは、現場の署員らの声をくみ上げようと以前から署内に設けている「提言箱」への投書。「署内の廊下のソファで授乳している母親がいたが、ちょっとしたスペースを作ってあげられないものか」といった内容で、すぐに幹部らが検討に入った。
同署では「そういったケースは多くはないだろうが、必要な気づかいではないだろうか」と前向きに検討を進めており、「書類記入などの際に子供を安全に置けるようにし、目隠しを設けることで、おむつの取り換えや、授乳もできるようにしたい」と話している。(後藤泰良)
提供 - 函館新聞社
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