「男女平等まちづくり政策ネット」立ち上げ

update 2003/8/20 10:21

　函館市が２００５年４月の施行を目指す男女共同参画に関する条例に、一般市民の意見を反映させようと、市民有志はこのほど「男女平等まちづくり政策ネット」を立ち上げた。９月５日午後６時半から市青年センターで初の会合を開く予定で、より良い条例策定に向け、広く参加者を募っている。

　同ネットは、昨年１月に発足した「男女平等まちづくり条例を制定する会」が前身。全国から学識経験者を講師に招き、計３回の学習会を開き、同１２月に井上博司市長に条例制定を陳情するなどしてきた。制定することが決まったため、組織を改めることにした。

　市は一般公募の委員を選定した後、制定に向け、関係機関の代表者と一般公募委員を交えた「条例検討懇話会」を設立する。同ネットは、この懇話会に参加できない市民の声を集約し、より実効性のある条例とする考えだ。

　準備会では、活動方針を決定するほか、参加者が意見交換や体験談を披露する。今後は、市民への啓発や学習会、現場の声を聞くワークショップなどを行い、情報発信していく方針。

　問い合わせは同ネット事務局（ウイメンズネット函館内）ＴＥＬ３３・２１１０。

提供 - 函館新聞社

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