朝市の「活イカ釣堀」好評
update 2003/8/19 10:20
朝市で釣りを楽しもう―。駅二組合が朝市内に開設した「活イカ釣堀」が、観光客らの人気を集めている。生きたイカを自分で釣れるのが売り物。朝6時の開店から、途切れることなく“釣り人”が訪れるほどの人気で、新たな函館名物となりつつある。
水槽に入ったスルメイカ(マイカ)を釣り上げる楽しみはもちろん、生きた新鮮なイカを食べられるのも人気の秘密。自分で釣ったイカを刺し身にしてもらい、水槽の横に設けられたテーブルで食べる家族も多い。
水槽には海水が入っており、水温は常に13度前後に保たれている。放っておくと、イカのスミで水が汚れるため、浄化ポンプなどを使い、常にきれいさを保っている。
イベントで同様の釣り堀をやる度に好評だったため、JR函館駅の新駅舎完成に合わせて、漁期での常設を決めた。一匹の値段は、その日の漁によって違うが、おおむね1000円前後。持ち帰りも可能。
釣り上げられると、勢いよく水を吐き出すイカに見物人からも歓声が上がり、その光景を見た子供らが次々に「やりたい」と要望。水を掛けられながらも、笑顔で大きなイカを釣り上げる光景が連日続いている。
釣り堀は、イカの漁期いっぱい続けられる。(後藤泰良)
提供 - 函館新聞社
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