ざいだんフェスにぎわう

update 2003/8/18 10:48

 函館市文化・スポーツ振興財団などによる「第8回ざいだんフェスティバル」が17日、函館市芸術ホール(函館市五稜郭町37)で開かれた。夏休み最後の日曜日とあって、曇り空にもかかわらず、親子連れを中心に約6000人が訪れ、縁日やコンサート、大道芸など多彩な催しを楽しんだ。

 フェスティバルは昨年まで函館市民会館で開催していたが、今年は同会館の一部改修工事が行われていることなどから、会場を同ホールに移した。

 昨年より会場の規模が小さくなったが、屋外に設置された縁日には、スーパーボールすくいやバルーンランドなどの店がずらりと並び、市民らはお祭り気分を満喫した。昔の遊びコーナーでは、竹とんぼやコマ、風車、鉄砲など、懐かしい遊びをスタッフが実際に指導。子どもたちにとっては、遊ぶ機会が少ないものばかりで興味津々。日ごろとはひと味違った新鮮な感覚で昔の遊びを楽しんでいた。

 野外ステージでは、オープニングで巴太鼓ジュニアが力強い響きを披露。遺愛中・高校吹奏楽局の演奏やジャズバンドの軽快な音楽に市民らが耳を傾けていた。会場内広場で大道芸人のギリヤーク尼ケ崎さんのパフォーマンスが始まると、周囲に多くの人たちが集まり、独特の踊りの世界に見入っていた。

 同ホール内では、青少年のための科学の祭典第5回函館大会などが開かれた。液体窒素を使った実験ブースでは、さまざまな物を液体窒素につけて変化を観察。あっという間にパリパリになった生花やマシュマロ、ゴムボールなど、子どもたちは変化に驚いた様子。そのほかの実験でも子どもたちは科学の不思議さに興味を持っていた。(小豆畑 栄)

提供 - 函館新聞社



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