1月の降雪量「少ない」

update 2003/1/22 10:51

 函館の1月の上・中旬(1―20日)に降った雪の量(降雪の深さ)は、平年値よりも30センチ少ない29センチだったことが、函館海洋気象台の調べで分かった。ここ39日間は10センチ以上のまとまった降雪はなく、北国らしからぬ冬の様相となっている。函館では昨年10月29日に初雪を観測、12月上旬から本格的に降り始めた。

 12月は上旬が9センチ(平年20センチ)、中旬は21センチ(同26センチ)で階級区分では「平年並み」と「少ない」だったが、下旬は26―31日に連続した降雪があったため35センチ(同26センチ)で「多い」となった。

 しかし、1月は上旬が11センチ(同27センチ)、中旬で18センチ(同32センチ)と平年の約半分にとどまり、階級区分でもそれぞれ「少ない」となっている。 目立った大雪の日もなく、一番降った12日で6センチ。昨年12月11日の14センチ以来10センチ以上の雪は降っていない。

 1月の降雪の平年値は93センチで1年を通して最も多い月に当たるが、今年は月半ばを過ぎても3分の1に満たない量で、まともに雪が降っていないのが現状だ。

 同海洋気象台では、雪を降らせる低気圧の接近がなかったことが要因としているが、1月下旬については「天気はさほど悪くなさそうだが、26日ごろにまとまった雪が降る可能性がある。降雪量は低気圧の動向で変わる」としている。

提供 - 函館新聞社



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